電磁波とは

電磁波とは電界と磁界が交互に発生しながら波のように伝わって行くことですが、波の長さにより色々種類があり生物にとって有益でもあれば害を与えるケースもあり、波長の勉強をしなければなりませんし波の強さに関しても問題となるケースがあります。そもそも太陽の光も電磁波で太陽の光がなければ生物は存在しません、また宇宙から多くの放射線が降り注いでおりその中で生きていますから、電磁波は生物にとって欠くべからざるものです。電磁波は空間を進む時は波としての性格を持ち物質に入ると粒子としての性格を持つなど複雑なものです。太陽の光に当たると暖かいのは光子という粒子が体の中に入り励起状態の電位を失って熱を出すためと言われております。テレビが見られてラジオが聴けるのも電磁波のおかげですし、携帯電話で繋がるのも電子レンジで暖めることができるのも、医療面においてはレントゲンが撮れるのも、マイクロ波治療器で治療できるのもみんな電磁波のおかげです。こんな便利な電磁波がなぜ危険と言われるのか考えてみたいと思います。

 

波長による違い

電磁波は波長の短い方からガンマ線、エックス線、紫外線、可視光線、赤外線、マイクロ波、短波、中波、長波などいろいろに区分されますが、特に問題となるのは波長の短いやつです、波長が短いほどエネルギーが強いと言われております。ガンマ線はガンマナイフという医療機器があるように体の内部を切ることができますし、エックス線も照射し過ぎればガンを発生させますし、紫外線は人間に必要なものですが浴び過ぎれば皮膚ガンの原因にもなります、マイクロ波も便利に使えば電子レンジや携帯電話などやはりなくてはならないものですが水の分子を振動させて発熱させるが有ります、生物の細胞も水分が多量に含まれており当てすぎると害を及ぼすと思います、短波中波長波はテレビラジオなど通信に使われており害があるという報告はありません。人間の体を通過するとき波長が短ければそのまま通過し、長ければ波の性格で迂回すると言われてますが、ちょうどマイクロ波あたりが人間の細胞に吸収されやすい波長と思われます、そこでマイクロ波を中心に生物に対する影響を調べてみたいと思います。また強力な磁場も人間の細胞の水の分子を整列させる作用があるということで合わせて調べてみたいと思います。

電離放射線と非電離放射線

電磁波は波長の違いにより電離放射線と非電離放射線に分けられます、波長の短いガンマ線エックス線は電離放射線と言われ人間の細胞分裂時にDNA電子をはじき出し異型細胞を作りガンを発生させると言われております、紫外線より長い波長の電磁波は非電離放射線と言われ電子を弾き飛ばさないので安全と言われていますが、これは国によって対応が異なっておりフランスをはじめヨーロッパの国々はマイクロ波も発ガンの可能性のある危険な電磁波として厳しい規制が取られております、日本は世界で稀に見る規制のゆるい国で何とあの中国の規制値の5倍も緩くなっております、フランスの規制値の200倍もゆるい中国のさらに5倍もゆるいのですからフランスの1000倍電磁波の垂れ流しの認められた国です。

街を歩くとありとあらゆるところに携帯基地局が建てられており植物には多くの影響が出てます。

総務省の電磁波の規制値と実際街中の電磁波の強さ

上の写真の左端が総務省のホームページに載っている携帯基地局からのマイクロ波の規制値です。総務省によると携帯基地局から20メートル離れたところで0.0003mW/cm2、 200メートル離れたところで0.0008mW/cm2、 ここが一番強いところとのことでそれでも規制値の1/1000と書いてありますが,私が実際測ってみると強いところだと1mW/cm2、弱いところでも0.05mW/cm2、私の家の2階のベランダでは0.5mW/cm2、窓の中でも0.1mW/cm2あります。つまり私が測定したところはいずれも規制値をはるかに超えています。総務省の規制値自体が中国の5倍でフランスの1000倍ですから、いかにマイクロ波が流し放題になっているかわかります、私の心配はマイクロ波の熱作用による神経や脳細胞のたんぱく質の変性、並びに細胞分裂時におけるDNAに作用していわゆるがん細胞の発生などいろいろあります。

私自身頭痛、吐き気、耳鳴り、難聴、平衡感覚の一部喪失など多くの症状に悩まされてきましたが、多くの国民がそのようなことで悩み苦しまないよう、なんとか電磁波の規制を厳しくして守らせるようにしたいと思います。

下に電磁波の人体への危惧されるべきことを載せておきます。