会長挨拶

私は現在65歳の歯科医師です、開業して35年になりますが、35年の間ずっと悩んでいたことがあります。

それは原因不明の湿疹や下痢腹痛その他体調不良などです。家内は私以上に頭痛や吐き気みぞおち部の痛や慢性的な体調不良がありました、そして常に多数の薬を用意してました。頭痛なら鎮痛薬、腹痛吐き気なら

胃の薬その他様々の薬を用意して対処してました、私は一切薬を飲みませんので、これはおかしいと思いました。痛みや皮膚炎体調不良はいわば体の悲鳴です、体のここに異常があるからなんとかしてくれというシナグルです、体がせっかく教えてくれているのに薬で対処しては何の解決にもなりません、しかし医者に行っても、多分ストレスか疲労でしょうと言って原因はわかりません、だんだん歳をとると症状は悪化していきます。

当歯科医院はセコムという警備会社に警備を頼んでいます、奇怪な現象は数年前に起きました。誰も侵入者がいないのに夜中に突然警報が鳴りました。夜中の2時頃セコムの警備員が駆けつけます、しかし侵入者はいません、セコムより機械がダメになっているとか電池切れだとか言われて交換しましたが何度も同じような症状が出ました、今年4月にその謎が解けました、歯科医院の隣の家が解体されてマンションが建つことになり解体工事が始まりました家の2階部分が取り壊された時突然インターホンが鳴り始めました、その家のそばには携帯基地局がそびえていました、今までは家に隠れて全く気付きませんでした。誰も押してはいませんがピンポーンピンポーンとなりますNTTの工事関係者が来て配線を全て交換していきました多分電磁波の影響を受けない線と交換したと思います。

この経験により目に見えないものでもいろんな現象を引き起こし我々の体に様々な変化をもたらす危険のあることを勉強しました。

私自身今までは電磁波のことを取り上げ色々言う人を頭のおかしい人々と思っていましたがいざ自分の身の回りにそのような現象が起きると見えないものへの恐怖が湧いてきます。またこのような現象を全て偶然の一致だと思う人もいると思うので自分で植物を使用して実験しました、そしてマイクロ波の恐怖を確信しました。

 

人体600万年の歴史より教えられたこと

人体600万年の歴史という本を読んで教えられたことがあります、我々の体は人類が発生して以来600万年を経て進化してきました、その歴史の延長上にあります。我々の先祖がどのような環境のもとで、どのようなものを食べ、どのような生活を送って現在に至ったか、そしてその過程でどのような危機を迎えそれをどのように乗り越えてきたか、人類だけでなくすべての生物についても学ばなければなりません、人類は600万年のうち599万年が定住せず狩猟採集で食事をとり生活してきました、いつも食料が豊富にある訳ではなく飢餓に耐えたり、気候変動を乗り越えて生き残ってきました、他の多くの動物や、植物も同じです。定住して農業や家畜を飼って生活するようになってわずか1万年です。食料も安定供給されるようになって、人口も爆発的に増えました、しかし疫病などで死ぬ人も爆発的に増えています、多くの人が狭い範囲に定住してますのでウィルスは次々と伝染し大量死に至ります。気候のちょっとした変動でも食料不足でアフリカなどでは生き残れない人が多くいます。しかしこれは人間に限らないことです、生物すべて自然淘汰されます。

我々の現在の生活を考えてみましょう、現在のように交通が発達し、巨大なビル、自動車、エレクトニクスの機器、原発その他1万年はおろか100年前にも想像のできない社会になっています、一千年前の人が食べていたものとは著しく違う食べ物を食べ、口の中には多くの金属が入り、人間の体の中を100年前には想像もできないようなマイクロ波などの電磁波が通過しています、このような短期間での変化に人間は追いつくことはできません、高齢者の多くが紙おむつをしてベッドに寝かされたり、自由を奪われながら死んでいくような悲惨な世の中になってしまったと思います。

ピンピンコロリは高齢者の理想とする言葉です、誰でもが死の前日まで元気に働き、気がついたら死んでいたというような人生を送りたいと思っているはずです。若いうちから認知症の原因やがんを引き起こす原因に注意を払い生きていけば理想的な人生を送ることができると思います、何も一万年前の世界に戻せと言っている訳ではありません、口の中の金属を取り除き、電磁波を規制して極力人体を通り抜けるマイクロ波を少なくし、化学肥料や農薬を使用した食物や抗生物質をたっぷり含んだ養殖魚や家畜を避けるように生活し、食品添加物や揚げ物に使われる油脂類に注意をして、なるべく病院に近づかない生活をすればいいと思います。あるいは自分が、野生動物が住みよい環境のところに移住して、野生動物と仲良く共存していければいいと思います。