野生動物の精神を持ったまま一生をすごすには

家畜としてではなく野生動物として一生を送るには、まず常に権力に対して疑問を持つということである。アメリカと日本の教育環境の大きく異なる点はここである。アメリカは常に権力に対して疑問を持てという教育をされる。人の考えを鵜呑みにはしない。教師だって大学教授だって同じ人間である。間違ったことを言ったりしたりもする。絶対に正しいとは限らない。著名な学者であったりすると全てが正しいとして受け入れられやすいが、間違ったことやわからないこともわかっているようなふりをしていう場合がある。だから医学常識は10年も経つと全く通じないどころか真逆になっている場合もある。10年前に正しいと言われていた治療法で医療を受けていたらとんでも無いことになっていたケースも多々あるだろう。笑って済まされることでは無い。家畜化された人間には選択の余地はなく、全て権力の言い成りである。

学校を卒業して社会人となる場合まず企業に就職をするというのが一般的だが、気を付けなければいけないのはその企業に勤めている先輩方がどれほど家畜化されているかを見なければいけない。家畜化が酷い場合はいくら給料が高くてもやめるべきである。家畜化の程度は上司に対する態度や部下に対する物言いである程度推し量れる。就職する前に一週間ぐらい見学させていただくのがいいだろう、昼食を共にして一緒に行動すればわかると思う。不幸にも就職した後でわかった場合は当面の生活費を貯金して出来次第退職すべきだろう。長くいれば自分も家畜化され、そのことに気づかなくなってしまい家畜としての人生を歩むことになるだろう。