世にも危険な医療の世界史2019-11-20

この本を読んでみるとよくもここまで残酷なことが行われてきたのだろうと読者は思うかもしれない、しかし受ける側の患者がいないと医療は成り立たない。人づてに評判が広がり多くの患者が集まる、今だって変わりはない、何々学会とか大学教授の言うことには疑問を持たず人は信じる、しかし10年後には真逆のことが正しいと言われていることも少なくない。人は大きな頭脳を持っているだけにある意味不幸である。どうしたらより健康で、より長生きできるかしか考えていない。そこにつけ込む悪徳医や悪徳業者はいつの時代にもいる。いつの時代もそのようなことに疑問を持たずにボーッと生きいてる人間は多い。より欲の深い人間ほど騙されやすい。大金を取られた挙句地獄に落ちる。一番大切なことは人より長生きしようなどと考えず、野生動物と同じく子孫を育てたら、次の世代に命を受け継いでいけばいい。その時が来たら速やかにこの世とサヨナラをすれば地獄を見ずに済む。

 

人類の進化が病を生んだ   2018-3-6

この本を読んだのは1ヶ月前だが、現在の医学と真逆の意見が書いてあったのでお知らせしよう。

人間の脳内に溜まるアミロイドβは現在の医学ではアルツハイマー病の原因物質だ、しかしこの本の著者は天然の抗菌剤だという、脳血液関門を通過して入ってくる細菌やウィルスを殺すために脳内に存在するという。現在の製薬会社は脳内のアミロイドβを排除する薬を開発しているが、アミロイドβを排除すると脳内が細菌やウイルスに侵されて益々アルツハイマーが進行してしまうと思われる、アメリカではある程度知られていることだが、莫大な投資をしてアミロイドβを排除する薬を開発した製薬会社は、このことを認めるとは思われない。

ウィルスや細菌は傷口からだけでなく粘膜からも侵入すると言われる、特に危ないのは鼻粘膜だ脳に一番近い位置にある。鼻粘膜には黄色ブドウ球菌などが常在菌として存在しバリアーを作り、他の細菌やウイルスの侵入を防いでくれている。医者がむやみに出す抗生物質により常在菌が殺されてバリアーが壊されて細菌の侵入を許してしまう。

今調べなければならない事はアルツハイマー病と患者の薬の服用歴や生活環境だろう。アメリカにおける調査で500人のシスター(聖職者)の脳を死んでから解剖したがアミロイドβはたくさん溜まっていたがアルツハイマーは発症していなかったとの報告がある。この場合は聖職者と言う特殊な職業だから発症しなかったのだろうと推測していたが、他にも沢山の例がある。アルツハイマーや認知症をセスかつ習慣や年齢によるものと考えず、細菌やウイルスによる感染症と考えれば説明がつくだろう。よく運動習慣や人との会話や、よく噛むことなどを認知症予防に上げている医者が多いが原因は別のところにあると思うし、現在の認知症治療は医者と製薬会社のためのもので患者はその犠牲者だ。

一般に売られている米は危険がいっばいです、玄米菜食と言うのは健康に暮らす為の定番でしたが今は違います、今の農家は農薬や化学肥料をたくさん使いますから玄米は危ないのです、できるだけ精米して農薬を取らないと危険です。

この方のコメは有機肥料の農薬を全く使わないコメで田んぼの草取りは自分で何回もやります。出来上がったコメは一俵(60Kg)10万円ですが全て完売するそうです。およそ市価の7倍以上しますが売れるという事はそれだけ一般の米は危ないと思われている事ですね、農薬を使わないで草取りしろという事は農家には酷な事ですか?

将来、紙オムツの世話になりたく無ければ玄米食は避けなければいけませんし、3食の内2食はうどんかパンにした方が良いですよ。

もう抗生物質では治らない 2018-1-28

この本が出版されたのは2003年です。もう15年以上も前の本ですがここ4,5年当医院の患者さんにも抗生物質の効きづらい患者さんが増えました。

大きな目で見るとこの地球に細菌が生まれたのは32億年前で人類は600万年前です、細菌は人類が誕生する前は多くの動植物と共生してきました、動植物と共に生きていくのを助け合ったり、死後はその死体を処理して美しい地球環境を維持してきました、細菌がいなければ動物の死体がいたるところに転がり、植物の残骸もそのままの状態です。このように細菌は我々にとって必要な物ですが時には弱っている人間に取り憑いて生命を脅かすものでもあります。1928年にフレミングによりペニシリンが誕生し細菌との戦いが始まり、数多くの抗生物質がうみだされ、細菌との戦いに勝利したように誤解し、抗生物質を家畜の成長促進剤として使用する様になりました。しかし32億年もの間生き延びてきた細菌にわずか600万年歴史の人類が敵う筈はありません、多くの耐性菌が生み出され、病気になっても使う薬は無くなる日が来るのも近いでしょう。しかし細菌やウイルスが感染してもすべての人間が死ぬわけではありません。高齢者や赤ん坊など免疫力の弱い者が犠牲になります、もう抗生物質の乱用は止めて、本当に必要な時だけ使用し、細菌やウイルスと共存する道を考えましょう。自分自身も含めて医療関係者に言いたいです、もう不要な薬を出すのは止めましょう。体にいい食事をして、外に出て運動しましょう、病気にかからない体を作りましょう。

その食べ物、偽物です2017年11月1日

この本は米国人が世界各地の食糧事情に関して調べて書いたものです。

食品会社やジャーナリストに取材して真実を書いたものです。読んでみて解るのは、食品会社や農家の食品の安全性よりも利益を優先する姿勢です、例えば体に良いとされるオリーブオイルも実際に取れる量の何十倍の量がオリーブオイルとして出回ってますし、レストランで出される高級食材もほとんどが偽物です。日本でも牛肉や高級食材の産地偽装などで問題になりましたが、そんな話では済まないのです。偽物の食材を本物らしく見せるためにいろいろな化学薬品などを使い味も食感も本物らしく整えます、そのような薬品類は長年人体に蓄積して認知症やガンその他もろもろの病気を発症させます。気を付けなければ悲惨な老後を味わうことになります。