抗生物質

抗生物質は一時は人類の救世主としてもてはやされましたが、実は細菌と共存すべき人類が愚かにも人類より遥かに長い歴史を持つ生き物に戦いを挑みました、今後細菌やウイルス、その他微生物は愚かな人類を滅ぼすと思われます、人類が生き残るためにはもうこれ以上抗生物質を乱用しないことです。人類に悪さをする細菌もたくさんいますが、多くの動物と共存し、長い時間をかけてお互いに助け合うようになりました。腸内細菌や人体内に共存している細菌、今や人間は細菌の助けなしでは生きていくことができません。もっと長い時間をかけて共存できる道を探るべきです。

 

骨粗鬆症の薬

骨粗鬆症の薬は多くの患者さんが服用しています。我々歯科医師にとっては非常に困る場合があります。特にビスフォスフォネート系の薬を飲んでいる場合、歯を抜いてくれと言われてもすぐには抜けません。ぶらぶらの歯でも薬をやめて3ヶ月以上置かないと抜けません、薬の作用として破骨細胞の働きを制限する作用があり、骨というのは破骨細胞が働いてこそ骨新生が起きるのでありそれを制限すると抜歯しても骨新生は起きず抜いたところから顎骨壊死が始まります。はっきり言って必要のない薬です。この様な薬を予防のためとして服用させられている患者が数多くいます。患者さんの多くは予防のために飲んでいるのだから何時止めてもいいんだと言っていますが、飲まないことが一番いいのです。